工学部の小酒井です。
今回は、参加者のみなさんから、ブロックチェーンとかDAOのこととかを知り合いというご要望がありまして、ノンエンジニアの方向けにブロックチェーン関係のWordを押さえてもらったあとに、電子国家エストニアの教育についてインプットしてもらうという企画にしました。
ブロックチェーン関係のキーワードについては、工学部の相原先生にお願いしました。
事前にかなりかみ砕いてお話いただけるように、わがままをお願いしておいたのですが、期待以上に分かりやすく楽しい話題提供となりました。
エストニアの教育についての話題提供は、コザカイの友人の須原誠さんにお願いしました。須原さんはエストニア共和国特命全権大使の元特別補佐官をされていた方です。電子政府の成り立ちを時系列で解説いただいたので、どういう経緯でブロックチェーンが用いられているかなどしっかり理解できたと思います。教育関係では、エストニアの公立小学校の風景を動画でも見せてくださったので、みんな驚いていました。
そりゃ、そうです。私も最初は驚きました(笑)
個人的には、フィンランドとかよりも、エストニアから学ぶほうが日本の産業社会へ輩出するための教育にとって親和性が高いと思っています。
テーブル座談会では、「(かなり広い意味で)"学校"の"Transformation"にはなにが必要なのか。」というテーマでアイディア出しをすることになりました。学生さんと教員が率直に語り合う姿はすごく面白かったです。
次回は、「地域課題の解決」といったテーマでできるように調整中です。お楽しみに!
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xTalks Vol.18
テーマ:ブロックチェーン × 教育学 × ゲームチェンジ
企画趣旨:
今回はブロックチェーン、Web3などのテクノロジーとともに、自律分散型組織(Decentralized Autonomous Organization :DAO)といった新しい概念にも触れ、産業社会の変化に関するインプットができるようにしたいと考えました。
さらに、電子国家エストニアによる国家規模のDX(デジタルトランスフォーメーション)についても触れ、そこから、日本の教育の変革についてもざっくばらんに意見交換できたらと思います。
話題提供:
①相原 威先生(工学部情報通信工学科)
「ブロックチェーン関連キーワードをシンプルに押さえてみよう(仮)
https://www.tamagawa.ac.jp/college_of_engineering/it/
②須原 誠さん(青山学院大学SDGs/CEパートナーシップ研究所 特別研究員)
「エストニア共和国特命全権大使の元特別補佐官から見た日本の教育DX」
https://www.aoyama.ac.jp/research/research-center/project-research-inst/sdgs-human-resources-development-partnership-inst/
日時:2023年6月9日(金) 18:00〜20:30
場所:Zoom
申込締切:2023年6月8日(木)24:00まで
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